「ひきこもり関する学習会第2回」事例検討で実践を学ぶの巻その2を開催!リフレーミングを学びました!
9月17日木曜日に京都府ひきこもり相談・訪問支援「チーム絆」地域推進事業による
「ひきこもり関する学習会第2回」事例検討で実践を学ぶの巻その2を開催しました!

今年度は「実践を学ぶ」をテーマに、支援者に限らず様々な立場で実践する方を増やす目的で
学習会を開催しており、第2回は京都橘大学健康科学部の真下准教授をお招きしました。
真下准教授は2001年より、精神科医療機関に勤務し精神障害のある方を対象とした訪問支援に従事された後に2012年、厚生労働省アウトリーチ推進事業への参画されたことを機に、
ひきこもり状態にある方への家族支援や訪問支援に携わるようになられました。

現在は大学で教育・研究に従事する傍ら、委託事業において、ひきこもり状態にある方への
相談支援や訪問支援、山城地域担当の地域若者サポートステーションにも従事され、
医療・福祉、両方のアプローチをもってケースワークされています。
学習会の冒頭ではこれらの真下准教授の自己紹介からスタートし、ひきこもり状態の概要と
制度や支援体制、そして実際のひきこもり支援についてお話してくださいました。

精神障害との関連性、当事者は多様な背景があることなど、丁寧かつわかりやすく、
親しみやすい口調でお話しになる真下准教授。
そして、家族支援では、具体的にどのように家族が関わればいいのか教えていただいた後、
真下准教授が関わられたケースを紹介してくださいました。
本人の興味・関心、得意を活かして関係性を作りながら自己肯定感を高めていき、
安心できる関係・環境を育て、その安心を広げていくことで本人がどんどん成長していく。
そんな事例の紹介で、ご紹介いただいたケースでは真下准教授ならではの、
医療・福祉、両方の視点を持って丁寧に関わられたのだと感じました。
そして、10分間の休憩の後、参加者でグループワークを行いました。
今回のグループワークは「リフレーミング」。
「リフレーミング」とは本人の行動や状況を「ネガティブ(否定的)」な視点から
「ポジティブ(肯定的)」な視点や別の枠組み(フレーム)で捉え直し、
本人や家族の心理的負担を軽くする支援手法で、既存の枠組みを取り払い、
新たな視点で捉え直すことで、真下准教授は「眼鏡の掛け替え」と表現されていました。

要するに人は多面的であるため、どこに焦点を当てて、どこを見ようとするかで、
その人のこちらからの見え方、受け取り方が異なってきます。
まずは練習を兼ねて言葉の言い換えを個人で行ない、グループで共有していただきました。
例えば、
こだわりが強い(という人がいたとします)
↓
この行動が肯定的な意味合いを持つフレームはないだろうか?
この行動が役立つ状況はないだろうか?
と考えることで、具体的な支援を思い付いていくということですね。
リフレーミングのコツとして、本人の行動を「困った行動」ではなく
「その行動には、どんな理由や意味があるのだろう?」と考えてみることで、
新たな『可能性』に気づくことと真下准教授を教えてくださいました。
これは本人理解を進めるということでしょうか。
次に架空の事例を通して、本人の周囲の環境の強み、本人自身の強み、本人と環境の強みを
探し出すグループワークを段階的に行い、「働けるように、外出できるように」の前に
「今ある、本人の強み・活動・居場所・人を、どう育てるか? 」に焦点をあてることを経験し、
強み・環境の強みを掛け合わせて、次の一手を考えてみるワークを行いました。

段階的にグループワークを組み立ててくださったので、とてもわかりやすかったですね。
今回グループワークで行ったことを実際のケースに当てはめて支援を構築していくことで、
今日の学習会で学んだことが実践につながっていきます♪
参加された方は、是非、リフレーミングを活用してみてください!

「ひきこもり関する学習会第2回」事例検討で実践を学ぶの巻その2は、
京都橘大学健康科学部の真下准教授をお招きし、ひきこもり支援や当事者について学び、
具体的な支援手法のリフレーミングを学んでいただきました!
50名以上の方にご参加いただき、熱のある、それでいてワイワイと楽しさもある、
そんな学習会が出来上がったのはご参加いただいた皆さんのおかげです!
そして、第3回のひきこもりに関する学習会も11月26日木曜日に開催が決定!
次回も真下准教授をお招きし、「家族支援」について学びます!

相談の電話やお越しになるのも最初はご家族からがほとんどです。
本人の一番そばにおられるのはご家族ですので、
まず、ご家族に元気になっていただくことが大切です。
ご家族自身も対応を知っていただくことで本人との関わり方を見直していただき、
考え方、行動を変えていただくことができれば、本人も変わっていくことが可能になります。
そのあたりを皆さんと一緒に学んでいきたい思いでおりますので、
支援者、当事者ご家族に限らず、地域の方や、子育てに関心のある方など、
是非、多くの方にご参加いただきたいと願っております!
真下准教授、今回はありがとうございました!
そして、次回もよろしくお願いいたします!
ご参加いただいた皆さま、有意義な学びの時間になっていれば幸いです!
お疲れさまでした!

「他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる」





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